新型コロナ感染拡大の状況もひと段落し緊急事態宣言も解除されこれから経済活動の活発になることが期待されますが、これから暖かくなってお花見の行楽シーズンを迎え自動車の利用に影響するガソリン価格の高騰が続いています。
ガソリンの値上げが長期化するとやっぱり外出は控え目になり、いつまで続くのかは非常に気になるところですよね?
2020年5月頃から価格が上がりはじめて、右肩上がりへの上昇を続け、若干の下げは見せたものの今も高騰価格が続いている状況です。
ガソリン価格は高止まりの状況で、2023年8月2日に経済産業省資源エネルギー庁が発表した「石油製品価格調査の結果」では、いまだに”レギュラーガソリンの全国平均価格は、176.7円/リッター”と高騰が続いています。
レギュラーガソリンの価格上昇にともない軽油、灯油も上昇を続けており、いずれも高値の状況ですね。
軽油は、156.3円/リッター、灯油は、116.4円/リッターとなり、一般的にポリエチレン缶で購入される際の18リッターあたりの価格は、2,096円の高騰となっています。
世界情勢が不安定となり世界的に物資やエネルギーの供給が不安視されるなか、いったい今後どのような展開となるのでしょうか。
ガソリン値上げいつまで続く?高騰の理由を徹底調査と題してガソリン価格の情報や高騰原因について徹底調査しました。
*本ページは商品、サービス等のプロモーションが含まれてい
ガソリン値上げいつまで続く?
おはようございます
ガソリン価格、上昇止まらないなぁ・・・・・ pic.twitter.com/L7ckV5LHHu— 灰菱⚓ (@bookread777) October 27, 2021
さっそくですが、2020年11月時点のガソリン価格を調べてみるとレギュラーガソリンが128.3円/リッターに対し、2023年8月の価格は、176.7円/リッターで、その差48.4円(37.7%増)で、[2022.6]の一時45.6円(35.5%増)に比べて、さらに高値の状況で当時の価格と比較して50円に迫る勢いとなっています。
例えば、一般的な給油量として、30〜40リッターを1回で給油すると考えると1,452〜1,936円もの差額負担になり、給油額が5,301円から7,068円に対する1,452円以上の負担増となる自動車を頻繁にご利用になる方にはかなりの家計負担になりますよね。
ガソリン値上げの理由については後述しますが、原油生産国からの供給および価格が影響している事は容易に想像できます。
新型コロナの影響で消費が落ち込んだ状況下で、ワクチン接種が進み経済活動が徐々に回復に向かうと思われますが、一方では新型コロナ変異株の出現でまた混乱が生じる心配など、現時点の状況から判断するとガソリンの値上げが続くことが予想され、さらになる高騰も懸念されます。
また、直近の情報では原油高の影響を受け、輸入車価格の上昇し、自動車の購入価格も負担増となっているようです。
ガソリン価格高騰の理由を徹底調査
【首都圏遠征7】あらためましておはようございます。談合坂S.Aなのです!
エリア内の桜もつぼみがピンクになり、もうすぐ咲きそうです!!
ガソリン価格は少し安くなりましたw(前回はハイオク200円でした) pic.twitter.com/90jPu8l0S7— JOSR@/東京近郊・長野県・山梨県で活動再開19木崎湖21朝霞24身延26Booty27AJ (@JosrTix) March 20, 2022
ガソリン価格は、石油輸出国機構(OPEC)プラスが価格の安定化を行っていますが、アメリカをはじめとする消費国の原油増産ペースの加速要請していたようですが、10月4日に閣僚会議で現時点で政策調整を行う必要はないとの判断から現在の増産ペースを維持することで合意に至ったようです。
もちろん原油価格の設定にも需要と供給のバランスが求められるものではあるが、OPECプラスは現状維持の判断をしたのは、全世界に蔓延した新型コロナウィルスの影響を受け、原油の需要が落ち込み2020年4月には原油の先物価格が史上初めてマイナスとなった事が頭に残っているのでしょう。
2021年10月時点では、世界的にワクチン接種が進み、感染拡大がおさまりつつある状況下ではあるものの、新型コロナウィルスの変異株の感染状況を見通すことはできず、場合によっては、また原油需要が大きく落ち込む可能性も容易に想像できるため、政策調整には慎重にならざるを得ない事が考えられます。
今後のガソリン価格については、不透明な状況ではありますが、OPECの原油増産の抑制、新型コロナのワクチンの普及などで需要と供給のバランスが保たれず、当面は価格上昇に向かう事が予想されます。
日本における事情としては、ガソリンスタンドの減少も影響していると思われます。
経済産業省エネルギー庁の情報では、令和3年度(令和4年3月31日時点調べ)では、全国で28,475ヶ所で昨年よりもマイナス530も減少しており、直近5年では、2,272ヶ所のガソリンスタンドが減少しているようです。
また最近の自動車は燃費向上あるいは、そもそも燃費が良い軽自動車の普及率の向上などでガソリン需要が安定しているため、ガソリンスタンドも従来型の薄利多売では経営が成り立たない状況にあるため、価格競争に向かうことなくガソリン価格が設定されるため、ガソリン値上げ傾向の状況では高騰が維持されると考えられます。
政府介入の補助金適用で消費者メリットは?
2023年7月31日時点のレギュラーガソリン価格は、176.7円/リッターで直近1ヶ月の値動きとしては、46都道府県で”値上がり”、横ばいは無し、値下がりは1県の状況です。しかもずっと170円台を上回る価格が続いています。
軽油が156.3円/リッターというのも本当に驚きです。少しまでだとレギュラーガソリンを超えてハイオク価格と思うくらいの価格になっていますよね。
燃料油価格抑制は、全国平均でレギュラーガソリンの価格が170円/リッターを超えるとガソリン、軽油、灯油、重油の4油種に石油元売り企業にリッターあたり5円を支給して卸価格の上昇を抑制する仕組みです。
補助金がなかった場合のレギュラーガソリンの価格は、2022年4月18日以降右肩上がりに上昇しており、レギュラーガソリンは最高値では215.8円/リッターになった時期もあり、当時はガソリン、軽油、灯油、重油に41.9円/リッターの補助金が適用されていました。
現在は、補助率が引き下げとなり、直近の支給額は9.1/リッターの補助金となっているため、われわれ消費者にとっては負担が大きい状況となっています。
前述の通り、補助金はあくまで石油元売り企業に適用されるため、悪い見方をすると卸価格に反映されても小売価格に反映されないことも予想されるし、卸価格に反映させたからといって小売店に強制することもできない状況のようです。
また、ガソリンの卸価格に補助金が適用されても輸送費や人件費などは、各々小売店によって事情が異なるため、政府が補助金適用しても小売店の価格にまで抑制が効くか十分に把握しきれないのは目に見えている。
正直なところ、政府の補助金によって消費者メリットが生じるか否かは不明なため、周辺のガソリンスタンドでより安価で提供されているところを探すしか無いようです。
トリガー条項の凍結解除はあり得るか?
自民党、公明党、国民民主党の3党の幹事長がガソリン税等を一時的に下げる「トリガー条項」の凍結解除の合意がなされたとの情報もあるが、課題も多く慎重に取り組まれているのが現状です。(2022年3月時点)
今では、これも忘れ去られているのでしょうか。
ツイッターの声:ガソリン価格情報
井手隊長、マンゴー隊長の皆様おはヤーマン!
アウトドアで車で移動する方も多いと思いますがジワジワとガソリン価格が上昇していますね😅
先日都内のスタンドで見た価格に驚きました😱
東京で車に乗っている人はお金持ちが多いんでしょうね。#theburn847 pic.twitter.com/pt4cpJzPUG— ゆうがの父 (@xxkiyoteru) October 8, 2021
長野市内のガソリン価格はどこもそんな感じです。 pic.twitter.com/7ghOD4YJkt
— スキー場情報局 (@skiinfomation) March 19, 2022
見えにくいですが、中央道阿智PAでのガソリン価格。
レギュラー188円
ハイオク199円
ハイオク、あと1円で200円か…😇 pic.twitter.com/Ds8VFfZd2q— 字光ナン族(じこなんぞく) (@NGN566MT) March 19, 2022
ツイッターからいくつかガソリン価格に関する情報を確認してみましたが、すでに多くの場所でガソリンの値上げが進んでいるようです。
いずれも継続的にガソリン価格が値上げされている事が伺えますね。
まとめ ガソリン値上げいつまで続く?高騰の理由を徹底調査
新型コロナの蔓延により、多くに家庭で経済的な影響を受けている中、新型コロナワクチンが普及し、摂取率が向上し経済活動が活発化の期待が高まりつつなる中でさらに家計への負担が大きくなるのは避けたいものです。
これから行楽シーズンを迎え、ここ数年お出かけを控えていた方も多い中、利用が高まる自動車の移動ですが、ガソリン値上げがいつまで続くのかとても気になる話題ですよね。
ガソリン値上げの原因は、新型コロナが一旦落ち着き経済活動が活発になり、欧米を中心とした消費国の需要の高まりに対してOPECプラスによる原油生産の現状維持を決めたことが大きな要因の一つであることをご説明してきました。
当面は原油生産者と消費者間での意識の相違があるため、ガソリン値上げが避けられないと思われますが、さらに需要が高まればOPECプラスにおいても供給不足を解消する必要に迫られることも間違いありません。
当面ガソリン価格の高騰原因である原油生産の状況は変わる事はなさそうなので燃費を意識した走行に気をつけ、エコ意識を高めてみるのに良い時期なのかもしれません。
コロナ禍や、SDG’sなどなど、エネルギー資源の供給が不安定となるのは、一時的なものではなく、長期化の様相となっています。
ガソリン高騰が続き、今後は排ガス規制がすすむことは間違いありません。
電気自動車も長距離走行可能となってきており、日本においては比較的に安定供給の電気は最適なエネルギーかもしれません。
”電気自動車ってどうなの?”って不安もあるますよね。不安を解消するには乗ってみるのが一番です。
試乗はこちら(チャンス!乗り比べ試乗でプレゼントをGET)
↓
賢くお得に乗るなら絶対電気自動車!【電気自動車専門Navi】
以上 ガソリン値上げいつまで続く?高騰の理由を徹底調査 最後までご覧いただきありがとうございました。
ガソリン値上げやいつまで続くのかなど最新情報がありましたら都度更新していきます。
コメント